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「いや〜、お客さん、旨いって言ってくれんだけど、リピートしてくんないんだよね」 「スープまで完食していってくれんだけど、なぜかリピートしてくれないんだよね」 というラーメン店の悲鳴を多々聞く。 普通に考えれば、お客が「うまい!」、「スープまで全部飲んでいってくれる」とならば、当然、「また来てくれる、もしくは来店頻度が上がる」と考える。 だが、現実を見ると、来ないのである!! このような不可解な事実をどのように解釈したらよいのだろうか・・・。 では、リピートしない理由はどんなことが挙げられるだろうか? まず、味が合わなかったことが考えられるが、これは上記のことを踏まえると当てはまらない。その他に考えられることは、接客が悪かった、飽きた、忘れていた、なども考えられるが、上記のような出来事が起こっている店に共通して見られるのが、次の理由である。 「味にフックがないから」 である。 この「味にフックがない」ことから、リピート率が低い店を多々見かける。逆を言えば、味にフックがある店は、それなりのリピート率を保っていると分析する。 そこで、フックは何かと言えば・・・ 「ガツンと来る部分」 というのが代表的な意味である。 もしくは、 「とんがった部分」 である。 例えば、 「味が濃くてしょっぺ〜」とか「辛い〜」とか「ニンニク効きまくり〜」 など、ガツンもしくはとんがった部分がある商品のことをさす。 このようなガツンとくる部分があることより、あとに引く味わいになる、つまり、消費者の味覚神経を強く訴えかけるので、強い印象を残し、もう一度食べたくなるという流れを作り出すのである。 ここで、一つ代表的な例を挙げるとなれば、「吉村家」のあのしょっぱいスープである。 あの驚異の集客力の要因は、ブランド力や立地、価格力などもあるが、私が分析するには、あのしょっぱさがキモなのである。 あの味が濃いしょっぱい部分がフックになっており、多くの中毒者を生み出しているのである 実際、吉村家のラーメンを食べた多くの消費者は最初、「メチャクチャしょっぱえよ〜」とか不平をもらす。だが、不可解なこと二度三度通っている(もちろん例外者もいるが)なぜなら、醤油をおもいっきり利かせて、味覚神経にフックをかけているからである。 さらに、横浜市港北区のとあるお店のご主人の話によると、「水をお替りさせたら、こっちのもんだ!基本的に醤油をガツンと利かせた方が、もう1回食いたくなる味なんだよ」 と自然的にフックの重要性を語っていた。 このように、例外もあるが、フックのあるラーメンこそリピート率上昇のキモなのである。逆に言えば、多少プロモーションが上手くても、味にフックがなければ、諸費者をリピートさせることは難しい。 話は元に戻るが、リピート率の低い店に共通して言えることは、味にフックがないことが主要因となっているのである。だが、その店のほとんどが「あと、ここを少しいじれば、フック出るのになぁ〜」というのが現状である。 そこで、私はそのような、言ってみれば、ラーメン界の衰退に繋がるのを黙っては見てられない」という思いから、フックを多くのラーメン店に伝えていきたい!と決心したのである。 また、実際、川崎市の「K」店や三浦市の「F」店などはフックをつけたことによって、リピート率が良くなった。 なので、 「ウチのラーメン、フックがあるか見てもらいたい」 とか 「お客さんのリピート率が低いんだよ〜」 という方がいたら、至急ご連絡をいただきたい。 0120なんとかとフリーダイヤルを言及したいところだが、残念ながら、フリーダイヤルを持ち合わせていない。 そのため、とりあえずマーコ宛にご連絡いただきたい。 ただ、矛盾するようであるが、私の現在の使命は神奈川のラーメンを盛り上げるなので、神奈川のラーメン店に限定させていただきたい。 メール |
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