味噌 |
|
2011年6月
味噌ラーメン650円
味噌王国に、またもや味噌ラーメン屋が登場した。
今度の店は、あの伊勢原の「吉本家」の、新ブランド店であるのだ。
(「吉本家」は閉め、こちらで新規移転オープンという位置づけとなる)
まず、調理スタイルだが、旭川醤油ラーメンや函館塩ラーメンが存在するため、札幌味噌おn王道である鍋調理スタイルかと思いきや、普通にドンブリで味噌とスープを合わせるもの。これには、演出的にも味的にも非常に残念なところである。
スープを飲んでみると、今流行のスープ主役型タイプではなく、味噌ダレ前面型。
かなり味噌濃度が強く、そこに甘みが加わってくるために、「しょっぱい」という感じではない。ただ、「なかなか旨い味噌ラーメン」という印象を持つが、他の味噌ラーメン店と比べると、個性力が弱すぎる。
麺は、「末広製麺所」の中太麺。
無難にスープと絡むが、これも至って特徴がないものである。
[総括]
上記にも言及したように、平塚味噌事情を考慮すれば、「これっ!」という差別化ポイントはなく、ただ「無難に旨い」なので、もう少し“味”もしくは“見せ方”などの独自性が欲しいところであった。
|