豚骨魚介 |
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2011年5月
つけ麺800円
先週5月26日にプレオープン、そして、来週にはグランドオープンとなる店。
看板商品は、もはや普及既ド真ん中の豚骨魚介つけ麺をである。
つけ汁は、「いわゆる豚骨魚介タイプ」だが、甘みがとことん主張してくるもの。
甘みが悪いというわけではないが、甘みだけが主張しすぎていて、甘ったるという印象をもってしまう。そのため、辛味や酸味を増やし、バランスと整える必要があるであろう。
さらに言及させていただくなら、つけ汁のタレ濃度が弱すぎる。つけ汁の第一目的は、「飲ます」ことではなく、「スープの味を瞬時にくっつける」ことなので、もう少しつけ汁自身の味の濃さが必須である。
麺は、この手によくあるガッシリとしたタイプで、麺自体は良いのだが、やはりつけ汁が薄いために、麺だけを食べている感がある。
また、この店では、つけ麺を食べ終わる頃に、“〆ご飯”なるものが登場する。
梅ジャムが掲載されたご飯に、出汁がかけられ、それらに「残ったつけ汁をかけて楽しむ」という商品。
お得感を出すために、用意されたものと思われるが、
やはりつけ麺の最低価格が800円と少し高めなので、この〆ご飯を止めて、つけ麺の価格を750円にした方が良いと考える。
[総括]
色々と苦言を申し上げたが、少し改善すれば、非常にハイクオリティな豚骨魚介つけ麺になる可能性を持ち合わせた商品なので、是非頑張っていただきたい一軒であった。
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